まもなく開幕する2018FIFAワールドカップ ロシア大会。
日本代表のメンバー乾貴士選手が今大会に懸ける思いを語る。
 

 

世界最高峰と言われるスペインのリーガ・エスパニョーラに移籍して、3シーズンを終えた乾貴士は、今季エイバルで34試合に出場し、5得点2アシストと、チームの主力として活躍した。

そして今、そのエイバルを退団し、リーガエスパニョーラで今期6位の成績だったレアル・ベティスへの移籍が取り沙汰されている。

異国の地で着実に経験を積み上げてきた彼にとって、日の丸を背負うこととはー。
 

まさかの落選で感じたこと

日本代表に選ばれることについてまず聞くと「やっぱり誇らしいことなので、そういう中でプレーできてるのは楽しいなと改めて感じました」と語った乾貴士。


2017年8月31日のオーストラリア戦。
先発で起用された乾は日本のW杯出場権獲得に大きく貢献。歓喜の瞬間を味わった。

しかしその半年後、W杯ラストサバイバルと言われた3月の欧州遠征メンバーから、まさかの落選を味わうこととなる。

 

その結果について「もちろん悔しさはありましたけど…3月は外れても最後に入れればいいや、という気持ちがあるので。そこまでショックも受けなかった。」と話すように、あまり気にしてはいなかったという。


今の乾に焦りがない理由。
それはサッカーに対する“ある気持ち”があったからだ。
 

「楽しくやることが一番幸せ」

「スペインに来てから特にサッカーが楽しくなったので。それをそのまま楽しくやることが一番幸せじゃないけど、そう感じた。」

サッカーを楽しむことが何よりも大事。
ここスペインの過酷な環境でもなお、乾は涼しい顔をして自分の流儀を貫き通していた。

 

「本当に毎回毎回、毎週毎週の試合がすごく楽しみというか。そういう感覚でやってます」

大切にするそのポリシーは、代表でも変わることはない。

「もちろん代表戦なので結果にこだわらないといけないですし、そこがすべてだっていう人が多いですけど、その中で自分で楽しくやりながら、見てる人にも楽しく見てもらいたいなって思った」
 

「W杯を思いっきり楽しみたい」

 

そんな乾だからこそ、代表から外れた3月の欧州遠征、外から見たチームをこう表現した。

「楽しそうに見えないというか。やっててもそうですし、外から見ててもそうですし、楽しそうにやってないなと思ってしまったので。それを少しでも影響させたいなとは思いましたけどね」

そしておとずれた、本番2か月前の監督解任劇。

「岡ちゃん(岡崎慎司)とLINEをしながら『解任されたな』みたいな話になってましたね。協会もすごく難しい判断だったと思う。でもそういう風に覚悟したというのは伝わってきた。それを選手たちがどれだけ感じられるかが大事」
 

 

開幕まであとわずか。

「行ったことないからわからないですけど、一度は出てみたいし。思いっきり楽しんで終わりたいなとは思いますけど」

W杯への想いをそう語った乾の活躍が待ち遠しい。



2018 FIFAワールドカップ
GS第3戦 日本 × ポーランド
28日(木) 夜9時 フジテレビ系列 LIVE

(S-PARK:毎週土曜24時35分〜25時15分 毎週日曜23時15分〜24時30分
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