多くの来場者が思わず足を止め見入っていたのは…

透ける液晶ディスプレー搭載の冷蔵庫!
しゅわしゅわと弾ける泡は、まるでグラスの中を見つめているようだ。
そして冷蔵庫だからもちろん、飲みたいと思ったらすぐに取り出すことができる。
思わず買ってしまいそうなほどだ。

購買意欲を刺激するカギは、AIとIoT!

先月、東京ビッグサイトで開催されたJapan IT Week 春。
そこで公開されたカメラ映像。一見、ごく普通の映像に見えるが…

なんと目とおでこからビームが!
これはNECの遠隔視線推定技術という、目頭や目尻、瞳など、目の周囲の特徴点を正確に特定し、
視線をオレンジ色のビームで可視化するソフト。
そしておでこから出ている青色のビームは、顔の向きを表している。
たとえ目と顔の向きが違っても、それぞれどこを向いているかがわかるのだ。

複数の人の視線を同時に認識するだけでなく、10m離れた場所でも検知できるというこの技術。
広告や商品の関心度調査などを高い精度で実施でき、販売促進に一役買うことができるという。
顔認証のエンジンやそれを使ったソフトウェアは特別に開発されたものだが、
取り付けてあるウェブカメラは、なんと普通に売られているもの。
スマートフォンやウェブカメラなどの通常のカメラを利用できるため、導入コストが小さいのも特徴。
企業にとってはありがたい話だ。

さらに、ついもう1品買わせてしまう新たな技術も。

IoTで消費者の購買意欲を刺激!

GMOクラウドが開発した小さなスキャナーが、お店のカゴ代わりになるという。
使い方は簡単。
欲しいと思った商品を手に取り、スキャナーでバーコードを読み取るだけ。

そして専用のレジにスキャナーを差し込むと、モニター上に買いたい商品が表示され、
数量の変更や、取り消し、配達時間を選択できる。
最後はクレジット決済で、買い物終了!
あとは指定時間に、商品が自宅に届くのを待つだけなのだ。
実物を見ながら、手ぶらで買い物できること。
買う側にとって、大きなメリットに違いない。

そして、売る側にとっても大切なメリットが。
省スペース、レジ係などの人件費削減だけでなく、客の購買までの過程をデータ化し、分析できるようになったこと。
客が何をスキャンし、何をスキャンしたあと消したのか。
すべて追えるようになったのだ。

“販売革命”をもたらすこれらの最先端テクノロジー。
それは、未来の商売の形を示していた。