一攫千金…年内最後に夢を託す、一等・前後賞合わせて10億円が当たる年末ジャンボ宝くじが11月21日に発売された。

<大黒様に見守られながら…>
福島県いわき市の「平一町目宝くじセンター」は「大黒様の宝くじ」として知られ、2021年には7億円の高額当選者が出た。
並んでいる人に話を聞くと「ひ孫たちがスポーツが好きなので、アスレチックみたいなの作ってあげたい」「海外に移住したいな。やっぱりドバイとか、そういうところに行きたい」と夢は様々。

<先頭は…20年以上通う猛者>
列の先頭は、山形県の男性。19歳のときから20年以上、夢を掴むために通い続けてきた。今回も夜の12時から並び一番乗り。「当然1等10億、それだけです。買い続けるのは、宝くじが人生そのものだからかもしれません」と話す。これまで高額当選はないが、今回は1500枚に夢を託した。「10億円の重みがします。”常磐もの”がおいしい季節になってきたので、道の駅よつくら港で豪遊したいと思います」と語った。

<高額当選者の傾向>
気になるのはどんな方が当選しているのか、2022年度の1000万円以上の当選者309人が答えたアンケートを見ていく。
まずは何枚購入して当選したのか、「30枚」が最も多い一方で「10枚」もほぼ同数。一概には言えないが、「たくさん買えば当たる」という訳でもなさそう。
続いて職業。「会社員」が4割を超え「無職」が2割だった。
そして「購入歴」。10年以上が7割と継続して買う方が幸運をつかんでいる結果となったが…初めて買った方も3%、ビギナーズラックを味方にした強運の持ち主たちもいた。
最後に…こんなデータもあるんだなと驚きいたイニシャル…男性は「K.T」さんがなんと11人もいた。「たかはし(T)けんいち(K)」さんなどが該当する。女性は「M.S」さんが一位。
宝くじ公式サイトでは、他にも様々なデータが掲載されているので、興味がある方はぜひ!

100万円以上の当選本数が1万4000本以上など、チャンスが広がった年末ジャンボ宝くじ。販売は12月22日までで、大晦日に抽選が行われる。

福島テレビ
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