アメリカのバイデン大統領は、パレスチナ自治区ガザで、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放に向けた交渉について、合意に近づいているとの認識を示した。

アメリカ・バイデン大統領「(人質交渉の合意は近いか?)そう信じている。まだ話せる状況ではないが」

バイデン大統領は20日、記者団からハマスに拘束されている人質の解放の合意は近いかと問われたのに対し、「そう信じている」と述べた。

ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官も20日、解放交渉の合意について、「これまで以上に近づいていると信じている」とバイデン氏と同様の認識を示したうえで、「まだやるべきことはある」とも述べ、交渉には時間がかかるとの見方もあわせて示した。

こうした中、パレスチナ自治区ガザでは、病院が停電し、命の危険にさらされていた新生児31人のうち28人が、エジプトの病院に搬送された。

搬送された28人全員が重い感染症にかかっていて、懸命な治療が続けられている。

フジテレビ
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国際取材部
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