いわゆる「大麻グミ」をめぐる問題で20日、東北厚生局麻薬取締部などは仙台市の繁華街にある販売店に立ち入り検査を行い、店側に商品の販売停止命令などを出しました。
東北厚生局麻薬取締部や宮城県警による立ち入り検査が行われたのは、青葉区国分町2丁目にあるCBDショップ「ADDCBDSENDAIwithジャパニーズマゲニーズ」です。
この店は大麻由来の成分に似せた合成化合物「HHCH」が含まれるグミ、いわゆる「大麻グミ」などを販売している可能性がもたれていて、立ち入り検査はおよそ3時間半にわたって行われました。
東北厚生局によりますと、立ち入り検査の結果、パッケージに「HHCH」と表記があるグミやクッキー、タバコ状の商品などが10種類以上販売されていたということです。東北厚生局はこれらの商品について検査命令と販売停止命令を出しました。
今後は厚生労働省が商品に「HHCH」などの大麻由来の成分が含まれるかなどを調べる方針です。