停電のため命の危険にさらされていた新生児28人が、パレスチナ自治区ガザの病院からエジプトの病院に搬送された。
ガザ地区北部にあるシファ病院から退避してきた新生児28人が20日、エジプトの病院に搬送され、そのうち12人は空路で首都カイロの病院に運ばれた。
しかし、28人全員が重い感染症にかかっていて、懸命な治療が続けられている。
一方、人質解放の交渉についてイスラエルメディアは、ハマスが女性や子どもの人質50人以上を解放する用意があると伝えている。
「世界子供の日」の20日、テルアビブの国連施設の前に多くの人が集まり、ユニセフ(国連児童基金)に行動を起こせと求めていた。
娘と息子が人質の母親「ユニセフは何をやっているんだ。子どもを助け、救うため、まさにこの瞬間のために作られたのではないか」
テルアビブで開かれた集会には人質の家族ら数百人が集まり、子どもたちの早期の救出を訴えた。