北朝鮮は、22日の午前0時から12月1日の午前0時までの期間に、人工衛星を打ち上げるロケットを発射すると予告した。
海上保安庁によると、北朝鮮はロケットが落下する地点として、8月に発射した際と同じ黄海、東シナ海、ルソン島東の3カ所を指定していることから、日本の南西諸島の上空を通る軌道とみられる。
事実上の弾道ミサイルの発射となるこの予告を受け、岸田首相は21日未明、「情報の収集・分析に万全を期し、国民に対して適切に情報提供を行うこと」、「アメリカや韓国など関係諸国と連携し、北朝鮮が発射を行わないよう強く中止を求めること」、「不測の事態に備え万全の態勢を取ること」の3点を指示した。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(8枚)