富山県は、一般会計で25億8000万円余りの11月補正予算案を発表しました。
建設資材の高騰で入札が不調に終わった高岡テクノドーム別館整備について、本館、別館にどのような機能を持たせるか技術的な調査を実施するための費用が盛り込まれています。
新田知事は、20日の会見で一般会計で25億8300万円の11月補正予算案を発表しました。
夏の猛暑でコメ、大豆の買取価格が低下し影響を受けた農業者への支援などに1億8500万円、男性の育休取得促進の増額分として6700万円が計上され、人事委員会勧告に伴う職員給与の引き上げにおよそ15億6000万円が盛り込まれています。
また、建設資材の高騰などで入札が不調に終わった高岡テクノドームの整備について、別館で予定していたコンサート開催などの付加的な一部機能について本館の改修でも実現可能かどうかを検討するとして、来年2月から8月に、来年度分を含め総額2200万円をかけて調査するとしました。
別館の具体的な整備計画について、新田知事は調査結果なども踏まえて検討するとして明言を避けました。