富山市の高校の生徒が20日、富山駅前で自転車のヘルメット着用を呼びかけました。
*高校生DJポリス
「皆さんは、自転車に乗るときにヘルメットはかぶっていますか?ヘルメットの着用率。全国調査によれば富山県はわずか10.3%ととても低い結果となっています」
ヘルメット着用を呼びかけたのは、富山中部高校の生徒です。
県警の車両に乗って「DJポリス」として富山駅前でヘルメットの着用やカギかけの徹底を呼びかけました。
県警によりますと、先月までに自転車乗車時にけがをした高校生は51人で、このうちヘルメットを着用していたのはわずか2人にとどまっていて、県警も着用を呼びかけています。
*富山中部高校 生徒会副会長 瀬川知也さん
「(声が)富山駅周辺に届いているという実感がすごくしたし、社会に貢献できているということが感じられてとても良い活動だったと思う」
*県警交通企画課 御福文夫調査官
「同じ年代の高校生がヘルメット着用を呼びかけることにより、県内の高校生のヘルメット着用率が高まることを期待してこの取り組みを行った」