17日、秋田市で撮影された映像。
画面左から、ゆっくりと現れる黒い影の正体はクマ。

壁に前足をかけて立ち上がり、物干しざおにぶら下がる何かを食べている。
ここにあったのは、干し柿。

自宅の小屋で食べられていたことに気付いた男性が、カメラを設置。

すると、そのすぐ翌日、クマが柿を食べる様子が記録されていた。

顔を左右に動かし、周りにも柿がないか探すクマ。
左のほうへ移動し立ち上がるが柿はなく、諦めたのか、その場をあとにした。

一方、島根・浜田市では同じ日、男性が柿を食べていたクマに遭遇。

午前5時半ごろ男性が住宅を訪れると、柿の木の裏からクマが現れ、近づいてきたという。

男性は“あるもの”を使ってクマを撃退した。

それは新聞紙。
男性は新聞の配達員で、仕事中、クマに遭遇した。

その時の様子を、男性は次のように話す。

クマを撃退した男性「これしかできないので、頭を押さえて、こういう状態。どうにもならず、クマが最終的に肩に...」

男性は、左の肩と手首をひっかかれたが軽いけが。

その後、クマは山の方へ逃げていったという。

専門家によると、今は冬眠に向けてたくさん食べる時期。
クマは柿が好きなので狙われやすく、収穫したり電気柵を設置するなどの対策が必要だという。

(秋田テレビ)
(TSKさんいん中央テレビ)