東北・みやぎ復興マラソンに協賛する企業が、完走したチャリティーランナーの人数に応じた寄付金94万円を東日本大震災の伝承団体に贈りました。

寄付金を贈ったのは「あいおいニッセイ同和損害保険」です。きょう(11月6日)は所属する川内優輝選手から震災の伝承に取り組む「3.11メモリアルネットワーク」の代表に寄付の目録が手渡されました。

3.11メモリアルネットワーク 武田真一 代表理事
「我々の伝承活動に資するように思いをいただいたわけですから、大切に震災伝承活動を持続的に広がりのあるものにするために活用させていただきたいと思います」

この取り組みはフルマラソンの参加者から100人のチャリティーランナーを募集し、完走した人数に応じて1人1万円を寄付するもので、今回は94万円が贈られました。

あいおいニッセイ同和損害保険所属 川内優輝 選手
「走ってくれてありがとう、来てくれてありがとうと声をかけてくれる。震災を忘れないという意味でも、他の大会とは違う意味を持った大会なのだなと思いながら走りました」

きのう(5日)は川内選手も復興マラソンに参加し、2時間11分48秒の大会新記録で優勝しています。

仙台放送
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