都内の交通事故は去年より増加ペース

警視庁によると、今年の東京都内での交通事故の発生件数は5月末時点で1万3579件で去年の同じ時期に比べて487件も増加している。死者数は52人で去年の同じ時期に比べて1人増えている。うち20人が歩行者だった。

事故の傾向は?

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実は東京都内では飲酒運転による死亡事故が増加。
“飲んだら乗るな”を守れない、一部の悪質な運転手のせいで、すでに今年8件も死亡事故が発生。そのうち3件で運転手が死亡している。
この傾向を受け、警視庁でも取締を強化しているが、改めて、あおり運転の問題など、運転する人たちのモラルが大事になっている。

横断歩道では歩行者優先

万世橋警察署長の願いは・・・

また都内では、横断歩道を歩行中の事故も多い。横断歩道上での事故は741件発生(5月末時点)。このうち死亡事故は3件、重症が51人、軽傷が703人だ。

歩行者側も車側も青信号で、車が右折する際にまきこまれたケースもある。運転手は歩行者が途絶えたからと進行するのは危険。
余裕をもって確認をすることを徹底することが、事故防止につながる。

事故防止に向けて万世橋警察署の取り組み

交通少年団体の加納智規さん(右から2番目)

今年 警視庁がとくに力を入れているのが横断歩道での事故防止。管内で横断歩道上での事故が多発、2件の重傷事故案件が発生している万世橋警察署は、事故防止のためのイベントを開催した。万世橋署の交通少年団に所属する小学生やその保護者が、約12メートルの巨大な竹に交通安全の願いこめた短冊をかざった。

「日本中から交通事故なくなりますように」と願いをこめて書いたのは交通少年団体の加納智規さん(12)

この催しは、30年以上も続いており万世橋署の正面に飾られた短冊はドライバーの安全を見守っている。
万世橋署は「横断歩道を渡る際は車がとまるとは思わずに、よく見て確認して渡るようにして下さい」と注意を呼び掛けている。

(取材:フジテレビ 警視庁 大濵 美菜)