サッカー観戦で、最も盛り上がる得点シーン。
今大会で注目なのは、「PK=ペナルティーキックから得点を決めるチームが多い」ということだが、みなさんは「PK」がどのようなものか説明できるだろうか?

28日に行われる日本VSポーランド戦をより楽しむためにも、元日本代表GKで攻撃的な守護神としてガンバ大阪などで活躍した本並健治さんに、PKのルールを解説していただいた。

興奮の「PK」 どんな時に?

PKとは、GK=ゴールキーパーとキッカーが1対1で対峙し、ボールが止まった状態でキッカーがゴールに向かってシュートをするというもの。
このPKによる得点数が、前回のブラジル大会では12点だったのに比べ、今大会はグループステージの段階で、すでに17点も生まれている(26日時点)。


島田彩夏キャスター
そもそも、どのような場面でPKになるのですか?

本並健治:
PKというのは、「ペナルティーキック」の略です。
ゴールエリアの外側のペナルティーエリア(16.5m×40.32mの区域)内で、ハンドをするなどの守備側の反則行為に対する罰則として、攻撃側に与えられるフリーキックを指します。

ペナルティーエリアに入ってきた攻撃側に対して、待ち構えていたDF=ディフェンダーは、ファウル(反則)ができない。
そのため、この中でのDFは、基本的にシュートを決められないようにコースを切ることしかできません。
当たりに行くと、かわされたり、ファウルになったりして、PKを取られてしまうからです。
「ペナルティーエリアの中に相手を入れない」というのが、DFの第一の役割です。

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倉田大誠キャスター:
PKになってしまった場合、GKとキッカーの距離はわずか11mしかない。
GKにとっては、相当なプレッシャーですか?

本並健治
すごく近く感じます。
得点を入れられても問題ないというか…ただ、このシュートをキャッチ、もしくは弾いて止めることができれば、ヒーローです。
GKの最大の見せ場と言えるかもしれません。

キーパーなのにキャッチはダメ?

GKの役割について、海老原キャスターからこんな質問も…

海老原優香キャスター:
GKは唯一、コートの中で「手」を使ってもいいポジションですよね。
グループBのイランVSポルトガル戦で気になったシーンがあったのですが、GKがペナルティーエリアに入ってきたボールを手で受け止めず、蹴り返していました。
相手選手も勢いをつけて走ってくるので、手を使った方が安全なのではないかと思うのですが、キャッチしてはいけないのですか?

本並健治
基本的にペナルティーエリア外は、GKも手を使うことはできません。
また、DFがキーパーにボールを返す際に、バックパスを使えないこともあります。

倉田大誠:
本並さんと私が同じチームだとします。
DFの私が、「助けて」とGKの本並さんに足でバックパスを送ると、本並さんは足で受け止めなければなりません。

本並健治
ただ、DFからのパスがヘディングだと、手を使ってキャッチすることができます。

島田彩夏・海老原優香:
何で!?

本並健治
こういうルールなんですよ(笑)

ルールについての理解が深まると、試合観戦の楽しさも格段に上がる。

6月28日の日本VSポーランド戦でも、PKになりそうな場面があるかもしれない。
この知識をもって観戦すれば、より一層応援が白熱するだけでなく、あなたも家族や友人に解説できるかも!?

(「プライムニュース イブニング」6月27日放送分より)