今回の豪雨被害であらためて「ハザードマップ」の重要性が問われている。国土交通省が作成しているインターネットで洪水などの危険箇所が簡単に確認できる「ハザードマップ」を紹介。

国土交通省が作成した「重ねるハザードマップ」。

自分の住む地域でどのような被害が起きる恐れがあるのか地図上で見ることができる。

カテゴリーは主に4つで、洪水・土砂災害・津波・冠水しやすい道路などの情報。

クリックして選ぶと災害の種類ごとに色で見ることができる。

熊本県の豪雨ではハザードマップと重なるように被害が起きた可能性が指摘されている。

熊本県球磨村での洪水被害について見てみると…

色がついているところが被害が想定されるエリアで、その色によって浸水の深さを示す。

高齢者14人が死亡した特別養護老人ホーム「千寿園」は、川からの高さが無いことから浸水想定の色はピンク色。深さにして最大10メートルから20メートルだ。

今回の豪雨の川の氾濫で千寿園はハザードマップが示したように、1階が浸水し逃げ遅れる人が出てしまった。

このハザードマップで盛岡市中心部を見てみると…。

北上川が氾濫した場合、JR盛岡駅周辺から大通り商店街付近まで深いところで5メートルほどの浸水が想定される。車での移動も困難になるためすぐに避難が必要だ。

ハザードマップには避難所が示されているので、自宅からどういう経路でどこに避難するのか確認することができる。

岩手河川国道事務所 赤平博文 地域防災調整官

「浸水する前に逃げることが一番いいかと思います」

岩手河川国道事務所では、ハザードマップで「今いる場所」の危険性を確認してほしいと話している。

岩手河川国道事務所 赤平博文 地域防災調整官

「自分の家の周辺の状況を把握していただいて、早めの避難行動の判断をしていただきたい」

2019年の台風19号では、ハザードマップにある土砂災害警戒エリアの8割で実際に災害がおきた。

久慈市の小屋畑川でも浸水を想定していたところで氾濫が起きたということで、命を守る行動につながるといえる。

なお、このサイトは「重ねるハザードマップ」と検索すると見ることができる。

ぜひ確認を!