“再試験なし・返金なし”に受験生嘆き

7月1日、沖縄・那覇市内で実施予定だった2018年度前期の保育士実技試験が、「台風7号の影響により中止」と、試験2日前に発表された。

発表時点での内容は「再試験はありません。205人の受験予定者は、半年後の12月に行われる後期試験を受けてください」といったものだった。

全国保育士養成協議会HPより

元々、前期・後期問わず、注意書きとして、「自然災害等により試験が中止となった場合、再試験は行いません」と記載されていた。
だが、「手数料1万2700円の返金なし」「他県での受験はできない」と、受験予定者にとってデメリットだらけの発表に、SNSを中心に「何とかして」との訴えが相次いだ。

編集部でも、この時点で、受験予定者と試験を実施する全国保育士養成協議会の双方に話を聞いていた。
(詳しくはこちら…保育士試験が台風で中止…“再試験なし・返金なし”に200人の受験者「何とかして!」


こうした訴えを受けて、沖縄県庁と保育士養成協議会は、異例となる再試験を実施するかどうかについての協議に入った。

そして7月5日、ついに協議の結論が発表された。

1か月後に再試験実施

沖縄県庁HPより

平成30年7月1日(日)に実施を予定していた「平成30年前期保育士実技試験」については、台風接近により中止したところであるが、今般、下記の通り日程を改め、実技試験を実施することになりましたので、お知らせします。【沖縄県庁HPより】

日程は8月5日(日)で、試験会場は調整中とのこと。7月1日に受験を予定していた205人には、全国保育士養成協議会が、個別に電話で連絡をとるという。

実技試験の受験票と、万が一に備えてか、後期試験の受験申請方法等の案内は、7月23日~27日の間に郵送される。

この決定に「何とかして」とSNS上で訴えていた人たちも、喜びの声をあげた。
中止が発表されていた時に取材した「再試希望」さんも、
「再試決定しました!みなさんがリツイートしてくださったりして話題になり、メディアなどで取り上げられ、協議会や県庁に訴えくれたおかげです」と感謝のツイートをあげている。