南アルプス市の山中から行方不明の女性画家の遺体が…

看板に貼られた、はにかんだような笑顔をみせる女性の顔写真。
その横に書かれているのは「母が行方不明です。6月2日(火)近辺をご通行したした方、お話を聞かせて下さい」という家族の悲痛な願いだ。

こちらは山梨県南アルプス市の山中で、6月から行方不明になっていた画家の中辻アヤ子さん(71)の情報を求める看板。

この看板が置かれた付近で、7月に入って見つかった遺体が、中辻さんのものと判明した。
一体、中辻さんの身に何があったのだろうか?

風景画を中心に画家として活動していた中辻さんは約15年前、南アルプス市の風景を気に入り移住。
地元の人たちは絵を描く中辻さんを度々目にしていた。

近隣住民:
(絵を描く中辻さんを見て)私もやってみたいと思いました。

ところが6月2日、市内の山で姿を目撃された後、行方不明に。

その日、中辻さんと会った男性は…

行方不明当日に中辻さんを見た人:
6月2日午前10時ごろ、ここであいさつをした。
(絵を描く)準備をしている…準備をし終わった段階かね…
ただ「おはようございます」で通り過ぎた。(中辻さんは)普段と変わらなかったです。

警察や消防団がこの付近を中心に捜索していたところ、行方不明から1カ月経った7月2日、最後に目撃された場所から約70メートル離れたところにある排水施設の裏手で一部白骨化した遺体が見つかった。
DNA鑑定の結果、この遺体が中辻さんと判明した。

落ち葉で隠される不自然な状況…

実は遺体が見つかった状況には不自然な点があった。
それは…落ち葉で隠されるという点だ。

警察によると遺体は頭部から下が、落ち葉などで隠すように覆われていたという。
誰が?何のために?

「優しい感じの素敵なおばさま」一体なぜ?

中辻さんが所属していた美術協会の会長は…

山梨美術協会・保坂博司会長:
1つの作品を仕上げるのに、長い時は何カ月も同じ場所に行きまして、現場で描く主義だと聞いていました。優しい感じの素敵なおばさまという感じです。

警察は中辻さんが死亡した原因について、調べを進めている。

(Live News it!7月7日放送分より)