熊本県を襲った記録的豪雨。

被災地には、6日も雨が。

市内を流れる球磨川が決壊した、人吉市。

被害は、多くの住宅に及んでいた。

崩れて押し寄せてきた土砂によって、家全体が斜めにゆがんでいた。

住宅のすぐギリギリのところに、また別の住宅が押し流されて来ているのがわかる。

すでに水は引いていたが、多くの泥で地面はぬかるみ、歩くこともままならない。

山の部分が崩れてきて、下にあった住宅がつぶれてしまっていた。

1階の部分は、まったくなくなってしまっていた。

玄関の柱には、押し寄せた水の跡が残っていた。

住人「ちょうど、ここの線まで(水が来た)。あそこに瓦があるじゃないですか、あれを超えて、20cm以上超えています。ほとんど川ですよ、川になっていたので、水の流れが」

犬小屋の前には、泥水で汚れ、震える犬の姿が。

住人「(犬が)溺れそうになってました。一緒に2階に上げたんですよ」

住民は、断続的に降り続く雨の中、片づけに追われていた。

住人「まだ予断を許さないかな。片づけ疲れして、今ちょっとぼーっとしていた」

グラウンド整備などに使うトンボを使って、泥水をかき出す住民の姿も。

熊本での降り始めからの総雨量は、人吉市で599.5mm、芦北町で540mmに達し、72時間雨量は観測史上最大となっている。