熊本県立大津高校の男子サッカー部で2022年1月、男子生徒が先輩から全裸での土下座を強要され、その様子を写真で撮影されるなどのいじめを受けていたことが分かった。
県教委は「重大事態」として今後、学校に第三者委員会を設置し調査を行う方針。

県教委によると、県立大津高校3年生のサッカー部の男子生徒が1年生だった2022年1月、先輩にあだ名を付けたと疑われ、全裸で土下座をさせられ、その様子を写真で撮影されたという。
2023年7月に、生徒が学校の担任に相談。
学校が行った調査で、この行為をいじめと認定し、9月に「重大事態」として県教育委員会に報告した。

県教委は3日の定例会で、この件について、学校に専門家による第三者委員会を設置することを決めた。
委員会では今後、学校の対応なども含め、事実関係を詳しく調べる方針。
大津高校は、元プロサッカー選手・巻誠一郎さんのほか、谷口彰悟選手、植田直通選手らを輩出した公立の強豪校として知られている。
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