栃木県内の公立中学校に勤務する20代の男性教師が、女子生徒にキスをするなどのわいせつな行為をしたとして懲戒免職処分となった。「歯止めがきかなかった」などと話しているという。

栃木県教育委員会の説明によると、今年3月ごろから勤務校の女子生徒とSNSなどでやり取りを行い、6月から7月にかけて、自身の車の中で女子生徒と2人で会ってキスをしたり、体を触るなどのわいせつな行為を複数回行ったという。

教育委員会の調査に対し男性教師は、「あってはならないと思っていたが、好意があって歯止めがきかなかった」と話している。

栃木県内では9月だけで、教職員の不祥事が今回を含め3件続いていて、教育委員会は「信頼を著しく損ねる重大な事態だ」としている。

社会部
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