「BlackTech」と呼ばれるサイバー攻撃グループについて警察庁は初めて中国を背景とする集団と認定し、注意喚起を行った。

警察庁によると、「BlackTech」は、メディアや電気通信分野などを標的とし、主に海外子会社のルーターから侵入する手口で、本社などの情報を盗み取るのを目的にサイバー攻撃を行っている。

日本国内でも2010年以降複数の被害が確認されていて、警察庁は、初めて「BlackTech」を中国を背景とするサイバー攻撃グループと認定し、アメリカのFBIなどと連携して注意喚起を行い、セキュリティ対策を呼びかけている。