2023年6月、長野市の通称「県庁通り」の横断歩道で男性がはねられ重いけがを負った事故。検察は車を運転していた長野県麻績村の無職・江森美奈被告26歳を危険運転致傷の罪で起訴した。被告は酒を飲んだ状態で運転し、信号を無視したとされている。
正常な運転が困難な状態で車走らせる
起訴状などによると、江森被告は6月4日午前9時35分ごろ、運転前に飲んだ酒の影響により正常な運転が困難な状態で車を走らせた。
そして、県庁通りで信号が赤にもかかわらず交差点に進入、横断歩道を自転車で渡っていた男性(当時49)をはねたとされている。
男性は全治30日の大けがを負った。

より罪の重い「危険運転致傷罪」
警察は過失運転致傷容疑などで逮捕・送検したが、検察はその後の捜査でより罪の重い「危険運転致傷罪」で起訴した。
当時の警察の調べでは、江森被告は朝まで酒を飲んでいたとされている。

(長野放送)