「あした警察に言います。あした警察に言うからねー」
自転車で走り去る人物に対し、大声で忠告する動画の撮影者。

この映像が撮影されたのは、9月19日午前1時ごろ、熊本市内の自転車駐輪場でのこと。
撮影者が警告した理由…それは、カメラに映っている人物の1分前の“ある行動”でした。
カメラが捉えた「自転車放り投げ」
駐輪場でカメラが捉えたのは、フェンス際で自転車を持ち上げている男性の姿。

すると次の瞬間、「ガシャーン!ゴン!」という大きな音が響きます。

持ち上げた自転車をフェンスの向こう側に落としたのです。

すると男性は、駐輪場の料金を支払うことなく、自ら歩いて駐輪場の“外側”へ。

そのまま“外側”に出した自転車にまたがり、走り去っていったのです。

めざまし8は動画の撮影者に話を聞きました。

動画撮影者:
自転車を見てたんですけど、キョロキョロしてたんで怪しかったんですよね。完全に。
“料金踏み倒し”のため?
駐輪場の管理会社によると、この駐輪場は精算をしてゲートが開く駐車券式で、自転車の自動ロック機能はなく、車輪を枠にはめて各自で鍵をかける形。
そして、駐輪場を囲んでいるフェンスの高さは1m80cmほどだといいます。

しかし、映像では軽々と自転車を持ち、フェンスの向こう側へ落とす様子が分かります。

動画撮影者:
サイクリングバイクですね。これ。軽いと思います。
この駐輪場の料金は12時間で100円。1日24時間止めても200円です。

駐輪代を“踏み倒す”ための行動だったのでしょうか?
駐輪場の管理会社は…。
駐輪場の管理会社:
食い逃げの感覚なんでしょう。
お客さんの善意で今の価格を維持しているので、料金はしっかり支払ってほしい。
管理会社は警察に被害を相談したということです。
(めざまし8 9月26日放送)