9月23日午後2時半頃、東京・東村山市で撮影されたドライブレコーダーの映像です。

撮影者の車が片側一車線の道路を走っていると…、対向車線側の奥、車道の端に動く“黒い影”が見えます。

そのまま車が進み、近づくと…
そこにいたのは、車道にはみ出すように倒れ込んだ女性。

自転車の下敷きになっているためか、立ち上がることができません。

そのすぐ後ろには、白い車が迫っています。

もし、脇からバイクなどが飛び出してきたら、大変危険な状況です。
複数の人が即座に反応 救助へと向かう
すると…まず最初に、自転車に乗った女性が救助に駆けつけます。

撮影者も車を止めて、倒れ込んだ女性の元へ。

複数人で自転車を持ち上げ女性を救い出し、体を支えて歩道へと避難させました。

いったいなぜ、このような状況になったのでしょうか?
救助に向かった、ドライブレコーダーの撮影者に話を聞きました。
撮影者が救助に急いだ理由…
撮影者:
これはもう(助けに)行くしかないなって。率直に、反射的に思ったっていうのが率直なところです。

撮影者:
ちょうど(自転車に)乗ろうとして足かけした時に踏み外してしまったと。
撮影者:
大丈夫ですか?とお声掛けして、最初は動揺してたようで。
ちょっとめまいがとかっていうような感じで、ぐらぐらするって感じでおっしゃってたので。
とりあえずまず起こして近くの縁石に座らせて、ちょっと一旦落ち着かせてあげたっていう感じで。

とにかく、救助を急いだという撮影者。
というのも…
撮影者:
結構車通りもすごく多い道なので、すり抜けてくる自転車、バイク、車だったりとかっていうのが…、もし後続車にひかれちゃったら危ないなと思った。

現場は交通量が多く、後続車との接触が心配される状況だったといいます。
女性は肘やかかとにかすり傷を負いましたが、その後、救急車で搬送されたということです。(めざまし8 9月25日放送)