北アフリカのリビアで大洪水が起きてから1週間がたち、ギリシャから現地入りした救助隊が交通事故に遭い、5人が死亡した。

地元メディアなどによると、洪水で最大の被災地となった東部デルナに向かっていたギリシャの救助隊が17日、交通事故に遭い、軍の関係者3人と通訳2人のあわせて5人が死亡、14人が負傷した。

また、対向車に乗っていたリビア人3人も死亡したという。

洪水の発生から18日で1週間となり、人道支援団体は、これまでに1万1,000人以上が死亡、行方不明者は1万人以上だと発表している。

デルナには政府の対応に不満を持つ市民が集まり、抗議の声を上げた。