オランダにあるICJ(国際司法裁判所)で、ウクライナがロシアによる軍事行動の停止などを求めた裁判の口頭弁論が行われ、ロシア側は訴えを退けるよう求めた。
ロシア代表「ウクライナの法的立場には絶望的な欠陥があり、この法廷の長年にわたる法理と相いれない」
ウクライナは2022年2月、ロシアよる軍事侵攻を受けて、集団虐殺に関する条約に違反しているとしてロシアをICJに提訴した。
これを受けてICJはロシアに対して直ちに軍事行動をやめるよう暫定的な命令を出したが、ロシアは従っていない。
18日に行われた口頭弁論で、ロシアの代表はICJには裁判権がないと主張し、訴えを退けるよう求めた。
19日にはウクライナ側が弁論を行う予定。