反転攻勢を続けているウクライナ軍が、東部の要衝バフムト近郊で、また集落を奪還したと発表した。
砲撃音が響き渡る中、ウクライナの国旗などを手にした兵士たちが、勝ちどきを上げた。
ウクライナ軍が奪還したのは、バフムトから南方に約9kmにあるクリシチウカという集落。
ウクライナ軍のスポークスマンは、この集落の奪還がバフムトの包囲に役立つと強調、ゼレンスキー大統領も、国民向けの演説で「よくやった」と兵士らをたたえた。
ウクライナ軍は15日にも別の集落を奪還したと発表したが、どちらの集落も戦闘で大きく破壊され、家屋のがれきなどが散乱している。