日本のアニメ「ペンギン・ハイウェイ」が国際映画祭で受賞

カナダ・モントリオールで開催中のファンタジア国際映画祭で7月25日、8月公開の日本のアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」が、「ベストアニメーション賞」にあたる「今敏賞」を受賞した。

 
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「ペンギン・ハイウェイ」は石田祐康監督の長編デビュー作で、街に突然現れたペンギンの謎を追いながら成長していく少年のひと夏の姿を描いた物語。声優を北香那(20)さん。蒼井優(32)さん、西島秀俊(47)さん、竹中直人(62)さんらが務めている。

 
 

ファンタジア国際映画祭は、1996年に始まり、アジア、ヨーロッパ、北米の作品を中心に400作品を上映、会期中の来場者は10万人にのぼる北米最大のジャンル系映画祭。「今敏賞」は、2010年に逝去した日本のアニメーション監督・今敏監督の功績を称えて、2012年から「ベストアニメーション賞」から名称を変更した賞で、長編部門での日本の作品は、過去には新海誠監督の「言の葉の庭」や西久保瑞穂監督の「ジョバンニの島」などが受賞している。

受賞理由に「表現も構成も美しく練り込まれた、愛と友情の物語」

今回の受賞について、映画祭のホームページで「表現も構成も美しく練り込まれた、愛と友情の物語。全ての世代の人々の心を強く感動させる、魅力的で不思議なラブストーリーだ」と受賞理由についてコメントが発表されている。

石田祐康監督は受賞の知らせに「まずは何と言ってもこの『ペンギン・ハイウェイ』にとって初めていただく賞になるのでものすごく嬉しいのと、衝撃が走っています。何故ならまだ日本でも公開されていないのに、もう賞をいただいてよろしいのかと…!」「また今敏さんは個人的に多大なる影響を受けた監督なので、その名を冠する賞をいただけることに非常に光栄な思いです!有難いことです」と喜びのコメント。

 

主人公の声を担当した北香那さんも「自分にとって初めて命を吹き込んだ作品が、海外でこんな素敵な賞を頂けるなんて、信じられない気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです。映画『ペンギン・ハイウェイ』を早く日本の皆様にもお届けしたいという気持ちがより一層高まりました」と喜びのコメントを寄せた。