パリ・オリンピックの出場権をかけたバレーボール日本代表の戦いが、まもなく幕を開ける。 選手たちの“もうひとつの顔”に注目する。
きょう紹介するのは、日本バレー史上の“最高の逸材”と称される石川祐希選手(27)。
男子代表の躍進の立役者である石川選手の“もうひとつの顔”は、強い体を手に入れるため、 徹底的に栄養管理を行う“栄養オタク”なのだ。
“絶対的エース”のもうひとつの顔は“栄養オタク”
日本バレー界の“絶対的エース” 石川祐希選手。

石川選手:
世界一のプレーヤーを目指して、そこを追い求めているだけです。
“日本史上最高の逸材”と呼ばれる彼のもうひとつの顔は、「栄養オタク」だ。

石川選手:
(とるのは)タンパク質。豚だったらビタミンが入っていたり、牛肉だったら鉄が入ってたりとか。
バレー大国イタリアに渡って8年。栄養にこだわった自炊を続ける石川選手。
だが、 大学生の頃は…

石川選手:
(Q.食に対するこだわりはない? )はい…
(Q.嫌いな食べ物は?)トマト!

高校時代はスリムな体形で、イタリア移籍後はウェートトレーニングが大きな課題だった。

石川選手:
貧血なんですよ…
ケガなどに悩まされた石川選手。課題克服のために取り組んだのは、肉体改造だった。徹底したトレーニングにより、体重が7年で10kgも増加。特に気を配ったのが食事だ。

買い物では、成分表をじっくりと読み込む。

石川選手:
(シリアルは)タンパク質とカルシウムが入っていて、栄養士にも「これがいい」と言われたので、ずっととり続けています。 ヨーグルトは脂質ゼロのものを食べています。牛乳は基本的に低脂肪牛乳。
食事の目的は“栄養摂取”
栄養士の指導も受け、完璧な“成分管理”。料理はほぼ毎日、自炊だ。

苦手だったトマトも克服し、完成したメニューは、ご飯と野菜たっぷりのスープ。そして肉や魚で「タンパク質」を補給する。

そのメニューには、こだわりがぎっしり詰まっている。

石川選手:
基本的にはこのメニューをベースにして、常に食事をとっています。
(Q.食事の最大の目的は?)
栄養摂取。まずは何をとっているか、何がとれたか。味とかおいしさとか楽しさは、その次です。簡単に、早く、効率よく、栄養補給できるようにしています。
“世界一のプレーヤー”になるため、 栄養にもこだわり、強靭な肉体を手に入れた“日本のエース”。 最高のパフォーマンスで、パリオリンピックへの切符をつかみ取る。

石川選手:
パリ五輪予選、日本のみなさんの前で、絶対に切符を獲得します。
(「イット!」9月12日放送より)
FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023日本戦全戦をフジテレビ系独占中継!
女子大会 9月16日(土)-9月24日(日)
男子大会 9月30日(土)-10月8日(日)
東京・国立代々木競技場 第一体育館にて開催