新型コロナウイルスの影響で中止された県大会に変わり、県高野連が独自に開催する夏季岩手高校野球大会がきょう開幕した。厚い雲を吹き飛ばすほど闘志あふれる球児たちのプレーが繰り広げられた。

この大会は夏の甲子園出場をかけた地方大会の代わりの大会として開催される。

岩手県内では7月1日から2つの球場で全国で最も早く大会が始まった。

保護者は…

「小さいころから野球をやってきて集大成。こういう場を設けてもらって本当にありがたいし頑張ってほしい」

観客として入れるのは、ベンチ入り選手の保護者と控え部員に限られるほか、入場時にはマスクの着用や手や指の消毒をする。

報告:野中翔記者

「取材にあたっては報道陣も事前に住所や連絡先を登録している。そして熱を測って問題が無いか確認して中に入ることができます」

また、応援でもメガホンや鳴り物の使用や一斉応援は禁止で、感染対策に取り組んでいる。

森山球場での第1試合は専大北上対水沢商業の対戦だった。

試合はお互い1点を取って2回、水沢商業はノーアウト満塁のチャンスをつくり1番・キャプテンの小澤選手。セカンドに寄っていたショートの脇を破る2点タイムリー。この後も打線がつながり1挙5点のビッグイニングとなる。

一方の専大北上は終盤に粘りを見せる。ランナー返ってくるところ、間を取ってから1点を返し代打・工藤選手。高々と上がった打球はライトスタンドへ。ツーランホームランで1点差に迫る。

しかし、反撃はここまで。水沢商業が接戦を制した。

専大北上 粟野元斗主将(3年)

「ミーティングを開いた。甲子園大会が無くなってから。そこで一番最初に出てきたのが支えてくれた人への恩返し。3年生の中では恩返しが一番大きかった」

水沢商業 小澤優斗主将(3年)

「家族より過ごしてきた時間が長いので10人の団結がある。勝ちを経験したことが無かったので、グラウンドで歌う校歌は何回も味わいたい瞬間だと思った」

水沢商業 小山智之監督

「3年生中心にこのチームで試合ができる。とにかく楽しんで有意義にこの時間を過ごしてもらいたい」

一方、宮古運動公園野球場では、第1試合、宮古対山田の試合が行われた。

宮古が13点と打線爆発。5回コールドで勝利してる。

そのほかの試合結果。

水沢が12対2、宮古商工が6対1で勝利を収めている。

7月2日は県営野球場、森山、平田でそれぞれ2試合が行われる。