水温が低かったことが原因か。

史上最低の水揚げ量となったサクラエビの春漁について、静岡県の研究所が原因を分析しました。

今年の春漁ではエビの群れが少なく、総水揚げ量は25.9トンと過去最も少なかった去年の春漁をさらに下回る結果となりました。

県の水産・海洋技術研究所は30日に開かれた関係者の会議で、原因についてサクラエビが生息する深海の水温が今年は例年に比べ低かったことをあげました。

このことが夕方から夜にかけ、深海から浅い水域に浮上するサクラエビの行動に何らかの影響を与え、漁の網にかからなかった可能性があるとしています。

一方、湾内で一定の群れは確認できているとして、県桜えび漁業組合は秋漁を実施する考えを示しました。

県桜えび漁業組合・實石正則組合長 「よほどの状況の変化がない限り、秋漁は続けていきたいと思いますけども。秋漁は秋漁としての自主規制を決めていきたいと思います」

一方で30日は、春漁の際禁漁区の中で操業した船があったことを組合が謝罪しました。

「どうも申し訳ありませんでした」

本当に資源回復につながる自主規制ができるのか?

今後資源調査を行い、規制の内容を決めたいとしています。