錦江湾に突如風車が現れました。なぜ、鹿児島に巨大な風車がやってきたのでしょうか。

【近くにいた人】

「あれ何なんですかね・・・50メートルくらい?100メートルくらいありそうですね」

釣りを楽しむ人もびっくりした光景、それは・・・。

【今奈良美咲記者 リポート】

「鹿児島市七ツ島の産業道路沿いです。あちらに大きな風車が見えます。ここから見てもとても大きいです!」

錦江湾に突如現れた巨大な風車。

高さは最大で海面から、約200メートルになるということです。

この風車は鹿児島市の谷山港の沖、約1キロのところに浮かんでいます。

この風車は、かつては福島県沖で電力を作っていました。

福島第一原発事故のあと、再生可能エネルギー事業を進めていた資源エネルギー庁が、2015年から洋上風力発電の実証実験としてこの風車を稼働させていました。

しかし、故障が目立ったり十分な発電量が得られなかったりして実用化は難しいとの専門家の判断から、今年度の撤去が決まったということです。

風車は6月9日、福島を出発。

約2週間かけて22日、錦江湾に到着しました。

なんといってもこの大きさ。

資源エネルギー庁などによりますとはるばる錦江湾までやってきたのは、海がおだやかで解体作業がしやすいからだそうです。

解体作業は民間企業が進めていて、今週末にはプロペラが撤去される予定です。

解体作業は7月いっぱいまで続くということで、この珍しい風景を見られるのもあと少しの間かもしれません。