SNS上で「紹介役おにぃ」と名乗り、売春をあっせんした疑いで、33歳の男が警視庁に逮捕された。
女性2人の紹介料16万円
売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは無職の沢村雅也容疑者(33)。沢村容疑者は、7日午後、東京・歌舞伎町の関係先から、複数の捜査員に囲まれて、警視庁新宿署に連行されていった。

保安課の調べによると、沢村容疑者は、今年4月、SNSを通じて募集した50代の男性客に、女性を引き合わせて、売春をあっせんした疑いがもたれている。
沢村容疑者は、ツイッターで「紹介役おにぃ」と名乗り、男性客を集めていた。17人の女性が売春婦として登録されていて、それぞれ男性客に引き合わせていたという。今回の事件では、沢村容疑者と男性客、女性の3人が、歌舞伎町のファミリーレストランで面会。
その際、沢村容疑者は、女性2人分の紹介料として現金16万円を受け取っていた。その後は、男性客と女性が、直接、連絡を取り合っていたという。沢村容疑者は「モデルやAV女優を紹介する」などと謳って、男性客を募っていたとのこと。
「売春させたつもりない」
沢村容疑者をめぐっては、去年11月、売春パーティーを主催し、会場を提供した疑いで逮捕、その後、起訴されていた。今年1月に保釈され、現在、公判中にもかかわらず、売春あっせんの疑いで逮捕されたことになる。

沢村容疑者は、今年2月ごろから、SNSを使って男性客を集め始め、1人で売春を斡旋していたとのこと。登録されていた女性の1人が「売春を強要されている」と警視庁に相談を持ちかけ、事件が発覚した。
保安課の調べに対して沢村容疑者は「売春させたつもりはありませんので、逮捕されたのは納得できません」と容疑を否認している。(当記事の女性の年齢表記について、修正して報道いたします)
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