行方不明になっていた48歳の女性の遺体が、秋田県の山林で見つかった事件で、警視庁は女性の遺体を遺棄した疑いで、元暴力団組員ら男女5人を逮捕した。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、元暴力団組員の井上大輔容疑者(48)と元妻の土岐菜夏(とき・なか)容疑者(34)、菅原和宏容疑者(44)、飯田翔容疑者(29)、下田陸朗容疑者(26)の男女5人。

この事件は秋田市の山林で2023年5月、2年前から行方不明になっていた愛知県の加藤しのぶさん(当時48)の遺体が、土の中から箱に入った状態で見つかったもの。

捜査関係者によると加藤さんは2021年6月、井上容疑者と埼玉県内のホテルで会った後に行方がわからなくなったとみられている。

また、遺体が遺棄された秋田市の土地は、元妻の土岐容疑者の名義で購入されていたという。

警視庁の調べに対して井上容疑者は容疑を認めていて、土岐容疑者は「全て黙秘します」と話しているという。
(「Live News days」6月7日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(10枚)