データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

株式会社兼由は、北海道根室市にて水産物の加工及び販売をおこなっています。多くの方に手軽に魚を食べていただきたい、魚離れを止めたいとの想いのもと、安心・安全で簡単、便利、美味しい北海道の産地直送の海の幸をお届けしています。


当社では、常温保存でき、開けてそのまま食べられる25種類のレトルトパウチ煮付けシリーズを販売しており、ふるさと納税返礼品としても人気です。このたび本シリーズの賞味期限が、従来の常温1年半から常温2年に延長しました。このレトルトパウチ煮付けシリーズ開発の経緯や魚離れに対する危機感・取り組みなどを、代表の濱屋よりご紹介します。


ふるさと納税返礼品でもおなじみ。根室市の水産加工メーカー「兼由」

株式会社兼由は、根室市ふるさと納税返礼品でもおなじみの本土最東端北海道根室市の水産加工メーカーです。たくさんの皆様に手軽に魚を食べていただきたい、魚離れを止めたいとの想いのもと、社員一丸となり安心・安全で簡単、便利、美味しい北海道の産地直送の海の幸をお届けしています。





もともと大正初期より漁業経営をしていましたが、1989年に水産加工業に進出。さんまや鮭の一次加工を主に加工していましたが、不漁の影響から近年はレトルトパウチの煮付けや切身など付加価値の高い商品作りをめざしています。




「安価な小サイズのさんまに付加価値を」。レトルトパウチ開発に着手


さんまは年によってサイズアソートが違いますが、100g以下の小さいサイズのさんまは毎年水揚げ量が多く安価でした。その小さいサイズのさんまに付加価値をつけて2008年に商品化したのが『さんまの旨煮』でした。


手軽に簡単に食べることができてゴミの処理も便利ということから、缶詰ではなくレトルトパウチにしました。



「おいしいけど、缶詰じゃないの?」。当初レトルトでは売れなかったが、改良を繰り返し売上が伸びた


さんまの旨煮を開発するにあたっては、味付けはたくさんの方に受け入れられるように、社内で何回も試食をしてから改良を重ねました。


北海道民は濃い味が好きなので、開発当初は今よりもっと濃い味でした。試作品に対しても社内では「おいしい」と賛同を得ていたのですが、他の地方の方に食べてもらったところ「濃い」と感じたようです。その後、調整して現在のような薄味仕立てにしました。


その後設備投資をしてレトルトパウチの生産を始めましたが、発売当初は全く売れませんでした。「おいしいけど、缶詰じゃないと売れない。」「レトルトはカレーのイメージ」など否定的な意見が多かったと記憶しています。そのような多くの意見を参考にしてデザイン等を改良し販売ルートを開拓していった結果、少しづつ販売量が増えていきました。

2011年には優良ふるさと食品中央コンクール(国産畜水産品利用部門)で農林水産大臣賞を受賞し、日本全国に販路が拡がっていきました。




好評を受け、レトルトパウチ煮付けシリーズを展開。全25種類に

その後『さんまの味噌煮』『さんまの黒酢煮』『さんまの梅酢煮』『さんまの生姜煮』『さんまのゆず塩煮』『さんまの旨辛煮』と味のバリエーションを開発し、さんまのレトルトパウチは全7種類になりました。



さんまが不漁になったことから2017年からは他魚種(いわし、さば、ほっけ、ほたて、こまい、黒カレイ、まるあなご)の商品を開発、発売。現在は25種類のレトルトパウチ煮付けシリーズが発売中です。全種類が常温保存でき、開けてそのまま食べられます。無駄のない使い切りタイプが特徴で、単身世帯や個食需要に合致する商品です。




魚はタンパク質、カルシウム、ビタミンなど健康にいい栄養がたくさん。レトルトパウチ煮付けシリーズの魚は、北海道沖で獲れた旬のものを加工しています。素材の新鮮さがおいしさにつながります。旬の時期に獲れる脂ののった美味しい魚を使っています。


また、本シリーズの魚は骨まで柔らかく、身と一緒にそのまま食べられるのも特徴です。多くの方に魚を手軽に食べていただきたいとの思いから、長時間加熱し柔らかくするなど、調理方法を工夫しています。




2015年からは根室市ふるさと納税返礼品としても出品しています。冷凍庫に入らないけど、北海道の魚介類を食べたい。そのような方から、常温保存ができて賞味期限が長いレトルトパウチ煮付けシリーズが受け入れられています。


まずは手軽なレトルトパウチから、日本人の魚離れを止めたい


ご好評を頂いているレトルトパウチ煮付けシリーズ(25種類)は、2023年6月1日の製造分の賞味期限を、従来の常温1年半から常温2年へ延長します。


「もっと賞味期限が長ければいいのに」というお客様の声から、賞味期限延長を決めました。


検査機関による検査で賞味期限に問題ないことが判明したため、延長することと致しました。これにより長い期間ストックしやすくなりますので、保存食や非常食、ローリングストックにもさらに使いやすくなります。


日本では魚離れが進んでいます。私たちはそのような流れを少しでも止めたいと考えながら製品づくりをしています。レトルトパウチ煮付けシリーズは25種類ありますので、お好みの魚介類や味付け、また普段食べることがない魚介類を手軽に食べることができます。ぜひ多くの方に手軽に食べていただきたいです。


またこれからは、年々増えている海外への輸出にもよりいっそう力を入れ、メイドインジャパンを全世界へ発信していきたいと思っています。



オンラインショップ  http://nemuro-kaneyoshi.info/

Twitter    https://twitter.com/nemurokaneyoshi

Instagram   https://www.instagram.com/nemurokaneyoshi/

Facebook   https://www.facebook.com/kaneyoshi.nemuro

YouTube   https://www.youtube.com/channel/UCgGo4NzmDYwixZZopTD964g






行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
PR TIMES
PR TIMES