大阪市の住宅街の路上で、28歳の男性がいきなりガソリンをかけられた上、火をつけられた事件。逃走していた知人の男が逮捕された。

知人男性に火 防犯カメラに着替える様子が…

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の須田信介容疑者(42)。

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事件は、大阪市西成区で5月2日に起きた。

FNNが入手した防犯カメラの映像に映る、人目を避けるように着替える須田容疑者。

カバンのような物(赤丸印)を手に持つ
カバンのような物(赤丸印)を手に持つ
荷物はそのままに立ち去る容疑者
荷物はそのままに立ち去る容疑者

白っぽいパーカーに袖を通すと、カバンのようなものを手に持ち、荷物は置いたまま、その場を立ち去る様子が映っていた。

この映像の前に、須田容疑者は28歳の知人の男性にガソリンをかけ、火をつけて殺害しようとしたとみられている。

男性は顔全体に火傷を負って病院に搬送され、全治1カ月の重傷。

「トラブルになっていた」2人の関係 変装して犯行へ

警察によると、須田容疑者はかつらやメガネをつけて変装し、男性が徒歩で帰宅中、犯行に及んだという。

映像は犯行後、現場近くで服を着替えていた時のもので、須田容疑者はその後、逃走していた。

大阪・西成区で事件が起きて約1カ月。須田容疑者は5月28日、東京で潜伏していたところを捜査員に発見され、逮捕された。

須田容疑者と被害男性との間に何があったのか?
男性は警察に「男とトラブルになっていた。歩いて通行中に男が現れて、液体をかけられた。目に入って痛かったので、目を閉じ、気づいたら火がついていた」と話しているという。

逮捕された須田容疑者は、警察の調べに対し「答えたくありません」と話しているという。

(「イット!」5月29日放送分より)