5月27日から盛岡エリアを中心に岩手県内18駅で、交通系ICカード「Suica」が利用できるようになります。
鉄道の利用客からは歓迎の声が聴かれ、駅ではあるものを使った面白いピーアールを行っています。
森尾絵美里アナウンサー
「Suicaのエリアデビューまであと1日に。あすから電車の乗り降りがよりスムーズになります」
県内で27日から利用可能エリアが拡大する交通系ICカード「Suica」。
26日に盛岡駅ではSuicaに対応した改札機が設置されていました。
27日からSuicaを利用できるようになるのは東北本線の盛岡駅~北上駅間、田沢湖線の盛岡駅~雫石駅間、釜石線の花巻駅~新花巻駅間の合わせて18駅です。
このエリアを超える場合は切符の購入が必要となっています。
また県交通の地域連携ICカード「IwateGreenPass」や県北バスの「iGUCA」もSuicaの代わりとして利用することができます。
神奈川県からの観光客
「定期がSuicaなので毎日使う。使えるようになって良かった、必須だから」
一方Suicaの利用開始をピーアールしようと盛岡市の仙北町駅にはこんなものが…
森尾絵美里アナウンサー
「Suicaが利用できるようになる仙北町駅では、改札を抜けた先にSuicaではなくスイカが育てられています。みんなに見守ってもらいながら育っています」
5月中旬から駅員が構内で育て始めたスイカ。利用客へのメッセージも書かれていて宣伝効果抜群です。
駅員は「利用者に見てもらえるのがうれしい。今は実がなるのが楽しみだ」と話していました。
Suicaは対象エリアのみどりの窓口などで販売されていて、27日の始発から利用できます。