現金3300万円や貴金属、合わせて7100万円相当を盗んだ疑いで逮捕されたのは、元巨人選手の宮本武文容疑者(32)。

2008年、プロ野球の巨人にドラフト2位で指名され、ひたむきな努力を誓っていた男が、なぜ15年後に窃盗事件の容疑者になってしまったのか?

宮本容疑者の母親が、「めざまし8」の取材に応じました。
元関係者ら語る宮本容疑者 母「連絡は一切取ってないです」
事件は、2023年2月、和歌山市にある不動産業の会社役員宅で起きました。

被害者によると、知人関係の宮本容疑者から飲みに誘われ外出していた間に、宮本容疑者の共犯とみられる実行役が空き巣に入ったといいます。

逮捕されたのは宮本容疑者を含めて6人。その中には、指定暴力団山口組傘下の組員もいました。暴力団との関わりもあったのでしょうか?

宮本容疑者をよく知る元巨人の関係者は、プロ野球時代の振る舞いをこう証言しています。

元巨人の関係者:
練習をガツガツするタイプではなかったです。生意気だったし、不真面目で、素行も悪く、ギャンブルなども結構していて金遣いは荒かったです。

プロ野球選手としては芽が出ず、わずか4年間で現役を引退した宮本容疑者。

その後、地元の和歌山で飲食店を経営するも失敗し、2022年10月には、ユーチューバーとしての活動も始めました。

動画の中では、「元プロ野球選手史上最多逮捕という、不名誉なことになってしまって」と、過去にも複数回の逮捕歴があったことを明かしていました。
プロ野球引退後の宮本容疑者にどのような変化があったのか?
宮本容疑者の母親は、「めざまし8」の取材に対して…。
宮本容疑者の母親:
子供のことは私には分からないです。全然帰ってきてもいないし、連絡は一切取ってないです。私ら2人も本当に迷惑なんですよ。過去にも注意はしていました。でも30歳を過ぎた大人が言うこと聞きますか?暴力団との付き合いについては何も知りませんでした。知っていたら止めていたと思います。バカなことしかやれない子なんです。

元プロ野球選手という栄光から一転、容疑者になってしまった宮本容疑者。
警察は宮本容疑者の認否について、明らかにしていません。
(めざまし8 5月26日放送)