記者やデスクがとってきた、気になるニュースの裏側を解説する「ウラどり」。

天皇皇后両陛下は、戦争で犠牲になった船員をしのばれた。

「戦没・殉職船員追悼式」への出席は、お代替わり後、初めて。

注目のウラ情報は、「受け継がれた上皇さまの思い」。

太平洋戦争で軍に徴用され命を落とした6万人以上の民間の船員について、上皇さまは在位中、「本当に痛ましく思います」と声を詰まらせられたこともあった。

こうした思いを受け継いだ両陛下は、犠牲者をしのんで深く拝礼し、苦労を重ねてきた遺族に寄り添われていた。