東京・足立区の議員に今週当選した女性区議が、当選前に偽のブランドバッグをネット上で販売した疑いで書類送検され、罰金の略式命令を受けてていたことが分かった。

商標法違反の疑いで書類送検されたのは、5月21日に投開票が行われた足立区の区議会議員選挙で、立憲民主党の公認を受け当選した和田愛子区議(38)。

選挙活動では、街角に立って「議員特権を変えていく」と訴えていた和田区議。

和田区議は2022年5月、フリマアプリで「アニエスベー」の偽のバッグ1点を売った疑いが持たれている。

和田区議は2023年3月に書類送検され、選挙前の今月9日に罰金20万円の略式命令を受けていた。

FNNの取材に対して、和田区議は文書で「模造品だと明確には認識していませんでした。『利益が出るから販売しよう』と安易に考えたのは、私の未熟さ故の過ちだと認識しています。略式命令という処分を重く受け止め、足立区の皆様の期待に応えられるよう、精一杯頑張ってまいります」と回答している。
(「Live News days」5月24日放送より)