ローマの観光名所・トレビの泉が、環境活動家によって真っ黒に染められた。
イタリアの首都ローマ中心部で21日、複数の環境活動家が、トレビの泉に炭のような液体を流し、水を黒く染めた。
イタリア北部では洪水が発生し、これまでに14人が死亡しており、活動家らは政府の不作為による地球温暖化が原因だとして、「化石燃料には支払わない」と書かれた横断幕を掲げ、「わたしたちの国は死んでしまう」などと叫んで抗議した。
イタリアの洪水をめぐっては、メローニ首相が対応にあたるため、広島のG7(主要7カ国)サミットを1日早く切り上げ、21日には被災地を視察していた。