気になるニュースの疑問をひもとく、「はてな」。

千葉・市川市の「ニッケコルトンプラザ」にあるフードコート。
6月15日は「千葉県民の日」ということもあってか、ランチタイムにはたくさんの人が。

ところで、皆さんランチの最中に外したマスクはどこに置いていますか?

実は、無意識にやっている一度外したマスクの保管方法。
やってはいけないNG行動かもしれないんです。

マスク生活が長引く中、15日は、都心の気温もぐんぐん上昇し、真夏日に。

屋外で十分な距離を保てる場合は外していいとはいうものの、外す勇気がないとの声も。

そこで、15日は「『マスク最前線』暑さで悩む...“外すタイミング”と“保管”どうする?」をお伝えします。

15日昼すぎの東京都心。

40代女性「(外だとマスク外したくなる?)外します。してますよ、電車の中では」

屋外では、マスクを外す派という女性。

そのわけは...。

40代女性「本当に暑いから取るしかない」

15日は、梅雨の中休みとなり、久々の晴れ。
都心の最高気温は30度を超え、真夏日に。

マスクを着けている人からは...。

30代女性「暑いです。取りたいんですけど、取れないので」

女の子(8歳)「暑い」

30代男性「仕方ないんじゃないですか。きのうも(感染者)47人出たし、我慢ですね」

都内の感染者が増えたこともあり、マスクをなかなか外せないという声もあった一方で、マスクを下に下げて休んでいる人や、あごにマスクを着けている人の姿も。

20代男性「風も通るし、1回外してもいいかなと思って。電車の中はつけてます。電車降りて改札出たくらいで、ぴっと外しちゃいます」

マスク生活が長引く中で迫る本格的な夏。

環境省や厚労省は、熱中症対策として、屋外で人と2メートル以上の距離を確保できる場合は、マスクを外すよう呼びかけている。

しかし、この2メートルという距離。

20代女性「人とすれ違うときって結構ぎりぎりなんで、東京とかだと。ちょっと難しいかなって思います」

街の中での2メートルは、ちょっと難しそう。

そこで、感染症予防にくわしい東邦大学の小林教授に聞いた。

東邦大学 看護学部・小林教授「すれ違うだけで感染が起こるとか、そういうリスクは極めて少ないので、マスクをできるだけ取って熱中症対策に努めた方がよろしいと」

さらに、誰もがマスクを外す瞬間といえば食事をとる際だが、街で聞いてみると、食事中のマスク保管方法は人それぞれ。

40代男性「(食事の際にマスクは?)外してしまっておきます」

20代女性「(食事の際にマスクは?)かばんの中に入れてます。たまに(テーブルに)置いちゃう。あんまり意識してないです」

そこで、ランチタイム中の人の様子をショッピングセンターのフードコートでウォッチしてみると...。

ある親子は、マスクをあごまで下ろした状態で食事をしていた。

40代女性(子ども3人)「(食事の際にマスクは?)子どもがなくすといけないので、そのまま着けたまま(食事)してる」

一方、ある女性は、ティッシュにくるんでバッグの中へ。

80代女性「(ティッシュで)自分でガードするところはしようと思って」

そして、最も多かったのは、外したマスクをテーブルの上に置くというスタイル。

20代女性「無意識に(テーブルに)置いちゃいます」

実は、このテーブルの上、あるリスクが潜んでいるという。

東邦大学 看護学部・小林教授「机は不特定多数が触れる場所ですので、もしそこが掃除されてなくてウイルスがくっついていたら、それをマスクで拾ってしまうことにもなる」

机についていたウイルスが、マスクに移るおそれが。

逆に、もしも自分がウイルスを持っていた場合、テーブルに付着させる可能性もある。

また、バッグやポケットの中にしまう際には、顔に当たる面に手で触れないよう2つ折りにするなどの工夫が必要だという。

そして、フードコートには、食事中、マスクを専用ケースに入れて保管する人がちらほら。

30代女性「直接置くよりは、(ケースがあれば)安心だと思います」

実は今、使用中のマスクを“どこに置くか問題”を解決すべく、さまざまな企業がケース作りに乗り出している。

大阪にある紙製品の加工会社では、抗菌加工された紙で作った専用ケースを販売。

旭紙工・橋野昌幸社長「『マスクポケット』っていう商品を開発しまして、清潔な状態でマスクを一時保管できるという仕組みを作りました」

中国のレストランにマスクを置くスペースが設けられていたことからヒントを得たんだとか。

さらに、福井県の織物店も、色とりどりのカラフルなマスクケースを販売。

小杉織物・石田さおりさん「小学校に通う息子がいるんですけど、給食の時とか片付ける場所がなかったので、(マスクを)どこか入れるものがあればなと」

社内での会議で、マスクの置き場所について提案したのが、ママさん社員の石田さん。

「浴衣の帯の幅がマスクのケースにぴったりなのでは」とひらめき、商品化が決定。

近くの小学校に寄付をすると...。

小杉織物・小杉秀則社長「色がカラフルなんでね、帯というのは元々。子どもたちも楽しかったのか、うれしかったのか、それを『わたしはこれ』、『僕はこれ』っていう具合に喜んでくれた子どももたくさんいました」

こうした専用ケースがない場合でも、身近なものを利用できるという。

東邦大学 看護学部・小林教授「自身のハンカチとかガーゼとか、もしくは紙でできている封筒とか、そういうものを持ち歩いていただいて、一時的にマスクを挟んで保管するとか、置くとか」