クマによる被害が岩手県内で相次いでいます。
5月16日午後に宮古市で、また16日午前には八幡平市でそれぞれ男性1人がクマに襲われ顔や腕にけがをしました。
16日午後、宮古市崎山で70代の男性がクマに襲われ顔などにけがをしました。
また16日午前11時40分ごろ八幡平市兄川の山林で親戚と2人でタケノコ採りをしていた秋田県に住む男性が成獣のクマ1頭に左手を噛まれけがをしました。
警察によりますと、男性はその後親戚と自力で下山。
他の親戚が消防に通報しドクターヘリで病院に搬送され治療を受けていますが、搬送時には会話できていて命に別条はないということです。
現場付近では猟友会がクマを探しています。
警察では山に入るときは周囲を十分確認して歩くほか、クマよけのスプレーなどを用意しておくなど注意を呼び掛けています。