15日から制服姿の警察官がコンビニやドラッグストアなどで買い物ができるようになりました。制服警官の買い物、なぜ始まったのでしょうか?
「巡回させていただきます」とコンビニに入ってきたのは制服の警察官。まずは店内を見回ります。そして巡回を終えると…
警察官:
「異常ありません。お昼ごはん購入させて頂きます」
時田有美子記者:
「制服を着た警察官がコンビニで買い物をしています。見慣れない風景ですね」
2023年に入ってから、県内での万引きは151件発生しています。また特殊詐欺は11件発生。ともに去年よりも増加しています。
中でもコンビニやドラッグストアといった身近な店で、犯罪が多く発生しています。
これまで警察官は、制服での買い物を禁止する規則はないものの、私服に着替えたり、ジャンパーを羽織るなどして買い物をしてきました。
制服姿でも買い物できるようにすることで、店への立ち寄り頻度を増やし犯罪防止につなげたいとしています。
店長:
「ありがたい。いつも夜勤のときに来てくれていたので、日中にきてくれると日中のお客さんにも知らせることができる」
県警:
「制服の警察がコンビニなどへの立ち寄りの頻度を増やすことで、少しでも犯罪の抑止していくことができれば」
県警では犯罪防止のための必要な取り組みとして、県民の理解を呼び掛けています。