5月に入って2度、バイクや自転車が燃える火事があった千葉県浦安市のマンション駐輪場で、またしても不審火が発生しました。
14日午後8時40分頃、浦安市日の出のマンションで、住民から「バイク置き場で火災です。ボンベみたいなものが置いてある」と消防に通報がありました。
火はバイク1台を焼いて、約20分後に消し止められました。
マンションの住人男性：
全部、駐輪場だったんで…。共通点で言えることは、人がいなそうな死角で放火が行われていますよね。
実はこのマンションでは、5月3日と13日にも火災が発生しており、5月に入って3度目の火災になります。
3日の火災では、火は約30分後に消し止められましたが、バイクと自転車、あわせて17台が焼けました。
マンションの住人：
大きな音がしたんですよ、ドカーンって何かはねるような。2回ほど爆発音がして、そのあとすごいガスの臭いが充満して、怖かったです。
さらに、13日にはバイクと自転車あわせて18台以上が燃える火災が発生。
火は約20分後に消し止められ、けが人はいませんでした。
出火の原因はなんだったのでしょうか？
警察や消防の現場検証で、火災現場からは「オイル缶」や「カセットボンベ」のようなものが見つかっています。
火が消し止められた直後に撮影された現場の映像でも、火元とみられるバイクの下に焼け焦げたカセットボンベがあるのが分かります。さらに、その近くには、潤滑油の缶が。
同じマンションの駐輪場で起きた3度の不審火。
5月3日は5号棟、13日は4号棟の駐輪場、そして、14日は3号棟の駐輪場で発生しました。
相次ぐ火災に、マンションの住人は“恐怖”を口にします。
マンション住人女性：
5号棟、4号棟…次3号棟くるね、とは言っていたんですけど。（周りの住人）みんなそう言っていた。
マンションの住人男性：
怖いですよ。もう寝られない。毎日、毎日、あの爆発音が耳に入っているので…。
警察は放火の可能性もあるとみて捜査を進めています。
（めざまし8「NewsTag」より5月15日放送）
