一定以上の収入がある75歳以上の医療保険料を引き上げる改正健康保険法が、12日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決し、成立した。

12日に成立した改正健康保険法では、一定以上の収入がある75歳以上の医療保険料を、2024年度を段階的に引き上げる。

例えば、年収200万円以上の人は、保険料が25年度に3900円増えることとなる。

高齢者社会の医療費増加に対応するほか、子どもが生まれた時に支給される「出産育児一時金」の財源にも一部を充てる。