日本維新の会の馬場伸幸代表は11日の会見で、小西洋之参院議員の「サル」発言に対する立憲民主党の対応について、「私はヘビ年だからしつこい。簡単には忘れない」と述べた。

立憲の小西氏は、3月、衆院憲法審査会について「毎週開催はサルのやること」などと発言し、憲法改正の議論に積極的な維新が強く反発した。その後、小西氏は、自身のツイッターを印刷した書面を謝罪文として馬場氏の事務所の秘書に手渡していた。

会見で馬場代表は、小西氏の「サル」発言を受けて凍結していた立憲との国会内協調は、今後、これまで協議し積み残しとなっていた4つの法案に限る考えを示した。

一方、小西氏の発言をめぐる立憲の対応について、「ボールは向こうにある。けじめをつけることが政治の世界で一番大事だ」と不満を露わにして、立憲側に正式な謝罪など誠意ある対応を求めた。

さらに馬場代表は、「私はヘビ年だからしつこい」とした上で、「(立憲からは)なしのつぶてで、私から記憶が消えていくのを待っているのだろうが、私はヘビ年だから、そう簡単には忘れない」と協調した。

政治部
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