自転車の適切な利用を促し、市街地から放置自転車をなくす啓発活動が5月9日朝、JR岡山駅周辺で行われました。

啓発活動には、岡山市の職員や警察官、それに地域の人など約60人が参加しました。

(三竿雅義記者)
「通行量の多いこうした場所は、自転車の放置が禁止されています」

JR岡山駅周辺の市街地では、市の条例で自転車と原付バイクの放置が禁止されていて、警告の紙を貼られたあと3時間経過しても放置されているものは撤去されます。9日はこの区域を記したティッシュと、ヘルメット着用を促すリーフレットを600部用意し、道行く人に交通ルールの遵守を呼びかけました。

また、岡山駅前商店街では、市から委託を受けた人が放置自転車を撤去しました。

岡山市によりますと、撤去される自転車の数は2002年度の2万1000台余りをピークに減少傾向で、2022年度は3725台でした。市は市街地の駐輪場の増設や、放置自転車禁止区域への指導員の配置が影響しているとみています。

岡山放送
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