岡山市で開かれている、触って芸術作品を楽しめるユニバーサルミュージアムで、視覚障害者の立場に立って作品を体感するワークショップが、4月28日行われました。

ワークショップは、瀬戸内市にある電子部品メーカー、岡山村田製作所のSDGs活動の一環で行われたもので、社員21人が参加しました。ユニバーサルミュージアムを監修している国立民族学博物館の広瀬浩二郎教授が指導しながら、参加者はアイマスクをして会場を回り、視覚障害者の立場になって作品を体感していました。

(参加した人は)
「自分が目隠ししている人を連れていく時に 様子をどう伝えればいいのかわからなくて、それが面白かった」
「今までしなかった想像の仕方を 感じることができた。まずは(SDGsを)体験してもらうというのを (業務に)取り入れていきたい」

岡山村田製作所では、ワークショップで感じたことを社員全体で共有し、SDGsに関する知識を深めることにしています。ユニバーサルミュージアムは、岡山市北区の杜の街グレースで5月7日まで行われています。

岡山放送
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