1%の需要に応えた看護師フリー写真素材サイト「スキマナース」がオープンした。
説明には「このサイトは1%のマニアックなお客様の需要に応えた看護師のフリー写真素材サイトです。今までの素材サイトでは満足できなかった方でも納得のラインナップ!使えるものならぜひ使ってください。」と書いてあるが、1%の需要とは一体どんな写真なのか。
「スキマナース」に掲載されている写真68枚の中から、いくつか紹介したい。




鈴木理香子アナ:
どうですかこのフリー素材のサイト?
平松秀敏デスク:
これ1%の需要あるの?私は1%に入ってないよ。
松浦茂樹(スマートニュース):
どっかだけ切り出して病室の名前のところとかちょっといじるとか、載せてるそのままだとどうしようもないですね(笑)

クイズです。タイトルは何?

平松:
元号じゃないの?
松浦:
「平成」を掲げていた小渕さんのオマージュ。
正解!


松浦:
渋谷川っぽいですけどなんだろう?
鈴木:
この上級編は、サイト側も一番のおススメとの事でした。
正解は…

松浦:
ハマっちゃってるわけね。操作してるときにね(笑)
ちなみに、サイト製作者によると、企画段階でボツになったシチュエーションは「たくさんのドーベルマンを散歩させている看護師」「壁に張り付いて羽化を待つナースの蛹(さなぎ)」などで、撮影するのが大変そうだったのですぐやめたそうだ。
サイトを公開してからの反響については、「どうせ使えないだろうという気持ちで制作したのですが、『そうそう、この素材が欲しかったんだよ!』という反応を多く頂いたり、企業の公式Twitterアカウント(キングジム・コイケヤetc)がスキマナースの画像を使用してくれたりと本来のフリー素材サイトとして活用されてきているので正直な所、悔しいです」とのこと。
「キングジム」が公式Twitterで使用していたフリー素材がこちら。
「夢みたいな病室を担当する看護師」の画像の名前を、自社の目玉商品のテプラに変更していた。


狙うは1%の需要ではなかった
松浦:
これは看護師の転職サイトを運営するところが話題作りのためにこういう素材サイトを作ったんです。
平松・鈴木:
そうなの!?へえ~~!
平松:
それを最初に教えてくれたら見方変わったよね。
松浦:
真面目に素材集を使ってもらうのはありなんですけど、こういう形でいろいろ取り上げてもらってこのサイトに来て見る。来てみたら看護師の転職サイトで、実際、看護師さんが転職するの大変みたいなんですよ。話題作りとして、話題作りがうまい会社に発注してホウドウキョクでもとりあげて、こういう形でバズるというのをうまく体現した形。こういうのがあるんだと知ってもらえるという点では1%どころか1%以上の需要を生み出した。
平松:
やられたね。
