大手外食チェーンのやよい軒が感染症対策として、自動でごはんを盛り付ける“おかわりロボ”を全店で導入することを6月8日に発表した。
そのロボがこちら!
 

使い方は、“おかわりロボ”に茶碗をセット。
 

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好みのごはんの量のボタンを押す。
ごはんの量は、一口50gから、小盛100g、並盛150g、中盛200gが選べる。
 

すると、ごはんが自動で少量ずつ落ちてきてふっくらと盛り付けられる。
 

やよい軒は全国382店舗展開しているが、“ごはんおかわりロボ”は、6月10日現在、17都道府県40店舗で導入されており、今後、全店で導入される予定だ。

このロボを巡り、現在、SNSでは、「かっこいい」「使ってみたい」「店員に声かけるの面倒だったのでありがたい」といった賞賛の声がある一方で、「ご飯は釜からよそいたい」「食欲がわかない」といった否定的な声も出ている。

では、なぜ今回、やよい軒はおかわりロボを導入したのか?また、賛否の声をどのように受け止めているのか?
やよい軒を運営する株式会社プレナス広報に詳しく話を聞いてみた。

安心安全を強化するために従業員との接触を減らす

――開発の経緯は?

元々、2018年5月より厨房内でごはんの自動盛り付け用として検証しておりましたが、2020年4月よりお客様用にごはんおかわりロボとして検証を始めました。

導入理由は、「やよい軒」の特長でもある定食のごはん「おかわり自由」は、 感染症対策により従業員にその都度お申し付けいただき、おかわりをお持ちしておりました。
このスタイルから、より安心安全を強化するために、従業員との接触を減らすこと、また気軽におかわりを楽しんでいただくためにロボの導入を検討しました。

――ロボ導入前はどうなっていた?

2020年2月までは、おかわり処に保温ジャーを置き、お客様がお好きな量をよそっていました。
2020年3月以降、コロナ感染拡大が拡大するにあたり、エリア別に従業員へ申しつけるスタイルに変更しました。

「特に味の品質に変更はございません」

――お客からおかわりを店員に頼むことに不安の声はあった?

不安というよりは、一部のお客様より、頼みづらい、恥ずかしいとの声はありました。

――ロボにすることで、ご飯の味は落ちない?

特に味の品質に変更はございません。

――お店でロボを利用したお客の反応は?

気軽におかわりができるようになったとの声をいただいております。

安心安全の取り組みの一環としてご理解いただきたい

――一方で、SNSでは「食欲がわかない」「ご飯は釜からよそいたい」「エサ感がある」といった意見もあるが?

ごはんに空気を含ませ、ふんわり盛り付けるため、少しずつごはんが落ちてくるように見えますが、安心安全の取り組みの一環としてご理解いただけますと幸いです。

――全店導入予定だが、お客の反応によって中止になることはない?

検討しておりません。

――この他に、やよい軒ではどんな感染症対策をしている?

「やよい軒」では、お客様に安心して食事をお楽しみいただけるよう、新しい生活様式に対応した様々な感染症対策を行っております。

・飛沫感染防止のため、テーブルにパーテーションを設置
・外気導入口の清掃を強化するなど、店内換気の促進
・従業員のマスク着用、手洗い及び消毒の徹底
・店舗入口や手洗い場へのお客様用消毒液の設置
・券売機やテーブル、ドアノブなどの定期的な清掃・消毒
・食事中以外のお客様に、マスク着用のご協力をお願い
・人気定食のテイクアウトを開始

今後も様々な取り組みを継続し、お客様と従業員の 安心・安全のための店舗づくりを進めてまいります。

ウィズコロナの新しい生活様式が飲食店にも求められている。
共用のしゃもじや、店員との接触を避けられる“おかわりロボ”が定食チェーン店のニューノーマルになっていくのか。今後も注視していきたい。
 

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